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教育方針policy

学校教育目標

 国際性豊かで、「知徳体」調和のとれた日本人の育成


校長挨拶

  メキシコの州都のひとつであるアグアスカリエンテスは、日本人からはなじみのない地名です。しかし、メキシコでは、毎年、必ず「メキシコ人が住みたい都市」上位に選ばれる都市のひとつです。温暖低湿でさわやかな気候、澄んだ空気と花で彩られた町並み、親日的で明るい国民性,、アメリカ資本の店舗が進出していて、それでいて物価が安く生活がしやすいと住むほどにアグアスの良さが実感されます。中南米の多くの都市や地域が、治安上の問題を抱える中、当地は比較的治安が安定しており、朝夕にランニングやウォーキングをする人の姿をよく見かけます。犯罪や事件・事故が少ないことは、アグアスカリエンテスで暮らす上で、大きな安心材料のひとつです。
 本校の教員は、政府派遣11名、現地採用4名です。児童生徒数110名規模の日本人学校としてはかなり恵まれた教員数ということが出来るでしょう。本校は、この教員構成で 質量共に充実し、ゆとりのある教育を実現しています。全国から選抜され、派遣されてきた教員が、お互いに切磋琢磨し合いながら、子ども達の教育のために研修したり協力し合ったりする姿が随所で見かけられます。今年度は、国際教育に重点をおいた校内研究が予定され、多くの研究授業や研究協議会が計画されています。もうひとつの本校の魅力は、充実した施設設備、整った教材備品、豊かな自然環境です。教室・特別教室・図書室・コンピュータ室・保健室・体育館・そして緑の芝に覆われた校庭・遊具・観察池・飼育小屋など、子ども達の教育にとって十分な環境が整備されています。今年度は児童生徒数の増加に対応するため、新たに広いタイプの二教室が増築され、教室空間に余裕ができ、教育相談室やPTA室などが新設されました。休み時間になると体育館や校庭で、自由にのびのびと遊ぶ子ども達の姿が見られ、思わず海外であるということを忘れてしまいそうです。隣接するフランセス校の存在も、現地に開かれた国際的な学校の雰囲気を醸成しています。フランセス校との定期的な交流を通して、子ども達は豊かな国際性を育んでいます。 お子様帯同をお考えのご家庭は、ぜひ一度本校においでいただき、子ども達の学習や活動の様子をご覧ください。必ずや「この学校なら安心して任せられる」と確信されることでしょう。みなさまのご来校、そして、ご入学を心からお待ちしています。
              アグアスカリエンテス日本人学校 校長  大越 邦生                 

学校教育目標、児童生徒像、学校経営方針

1 学佼教育目標
「 国際性豊かで、『 知徳体』 調和のとれた日本人の育成」
《目標設定の理由》
(1) 在外教育施設の利点を生かし、国際教育の充実に努め、子ども達が将来国際社会で活躍できる国 際性を身につけさせることは、日本人学校の責務である。
(2) 子どもが帰国しても困らない確かな学力の習得は、学校に就学させるすべての保護者の願いであ
る。
(3) 子どもたちに社会性を培い、人間関係を通して豊かな心を育むことは、学校だけができることで
あり、诲外にある在外教育施設にあっては、とりわけ重視すべき点である。
2 めざす学校像、子ども像、教師像
 ① めざす学校像
 ・子どもが通いたくなる学校。
 ・保護者が通わせたくなる学校
 ・現地日本人社会から信頼される学校
 ② めざす子ども像
 ・豊かな心を持つ子ども(徳)
 ・学んだことを活かす子ども(知)
 ・体力に富む子ども(体)
 ・メキシコや日本を愛する子ども(国際)
 ③ めざす教師像
 ・初心を忘れず、派遣教員としての強い使命感と責任感を持続させる教師
 ・授業で勝負する教師
 ・教職員の和を大切に、切磋琢磨し合う教師
 ・子ども理解とよさの伸張に努める教師
3 学校経営方針 「太陽のピラミッド」 と「月のピラミッド」
                    〜時代の要請と本校の教育課題に応える〜
 アグアスカリエンテス日本人学校は、大きくふたつの柱で学校経営に取り組んでいます。それが
「太陽のピラミッド」 と「月のピラミッド」 です。メキシコにあるふたつのピラミッドになぞらえて本校の教育を説明します。
1 太陽のピラミッド(「本校の教育課題」に応えるピラミッド)
 太陽のビラミッドは、 上から「学力」「体力」「生活」「健康」 の4層でできています。
 はじめの層は「学力」です。保護者の第一の願いである、日本に帰っても困らないだけの学力を身につけさせることをねらいとしています。次に「体力」の層です。当地は日本と違って、高地にあり暑い期間が長く続きます。そうした環境に負けないよう、子どもたちの体力を養います。三層は「生活」です。海外での子どもたちの生活は学校が中心になります。よって、子どもたちが安心して過ごせる学校の環境づくりが何よりも大切です。 四層は「健康] です。この層がすべての上部構造の土台となることはいうまでもありません。
 日本国内では「学力」が優先されがちです。しかし、海外では、これら四層が一体となって機能しなければなりません。たとえば、海外の厳しい環境下で、体力がなければ、学力を高めることはできません。学校生活が不安定では、学習に取り組む意欲は低下します。「学力」「体力」「生活」 「健康」 はひとつ。それを表したのが「太陽のピラミッド」なのです。このピラミッドは、常に下の層が上の層を支えるしくみになっています。さらに、私たちはピラミッド計画を行ううえでふたつの工夫をしています。 ひとつは、子どもの実態からスタートするということです(注)。学校・学年・個人のレベルで弱点を見つけ、補強策を講じ、一人ひとりのピラミッドパワーのさらなる向上を目指します。ふたつめは、上記の改善・向上をPDCAサイクル(P:Plan、D:Do、C:Check、A:Action)で行っているということです。このサイクルにより各層がスパイラルに向上するよう計画しています。

2 月のピラミッド(時代の要請に応えるピラミッド)
 わが国教育の重要な施策の一つが「グローバル人材の育成」です。とりわけ在外教育施設への期待
は大です。それを実現しようとする計画が「月のピラミッド」 です。「月のピラミッド」は①行事、②総合的な学習の時間、③教科、④学校交流、⑤外国語の5つの要素で構成されています。これらの要素に、現地の「人」「こと」「もの」を取り入れることによって、現地理解・国際理解が深まるよう計画しています。さらに、要素間のかかわりの中で、豊かな国際性が醸成されるよう、各要素間を結び合わせてピラミッドの力を高めています。たとえば、「学習発表会、音楽、フランセス校交流」の3要素を結びつけた成果が、学習発表会の「フランセス校合同合唱」 です。このように、いくつかの要素が関連し合って、子どもたちに「豊かな国際性」 を育むよう計画しています。当地で身につけた国際感覚は、将来、子どもたちがどのような国、どのような地域で生活したとしても、生きて働く力となるものと考えています。
 アグアスカリエンテス日本人学校は、「太陽のピラミッド」 と「月のピラミッド」のバワーの相乗効果によって、学校教育目標「国際性豊かで『知徳体』調和のとれた日本人育成」実現に努めていま
す。
(注)
①「学力」は、NRTとCRTの2回のテスト
 弱点補強策は「アシストシート」「必達目標テスト」
②「体力」は新体力テスト
 弱点補強策は、朝運動、体育集会、体育の授業、パルケマラソン
③「生活」 は、生活実態調査と年2回のQU調査
 弱点補強策は、「睡眠時間」「熱中体験」など子ども集団に応じた指導、QU調査の定量
 分析による学級満足度の問題点の明確化と指導


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