20241008 先輩は語る

10月8日(火)に、岡山大学 文明動態学研究所特任助教の千葉裕太(ちば ゆうた)さんに講演をしていただきました。

現在はメキシコのテオティワカン遺跡で考古学者として発掘調査をされています。そんな千葉さんがなぜ考古学者になったのか。大きな出会いは小学校4年生の社会科の授業で担任の先生が持ってきてくれた石が始まりだったそうです。さらに、当時のTV「世界ふしぎ発見」でメキシコの遺跡を研究している日本人について放送されているのを見て、その教授のもとで学ぼうと、その教授のいる大学を受験することに決めたそうです。また、「なぜ日本人がメキシコの遺産を研究する必要があるのか。」と言われることがあるそうですが、メキシコの地元の人と一緒に働くことに大きな意味があると話していました。最後に、子どもたちに向けて、「好きな人、そして嫌いな人もいるかもしれない。でも知り合うすべての人に興味をもつ、そして、いいところを探すと嫌いな人がいなくなる。『今、そしてこれから出会う仲間を大切に』」というメッセージがありました。

児童代表からのお礼の言葉には、千葉先生のおっしゃった「自分の好きなことを仕事にする」という言葉が入っていました。今後のキャリアを考える上でも、そして仲間の大切さを知る上でもとても学びの多い時間になりました。

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